大腸内視鏡検査
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)とは
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)は、大腸を直接観察し、腸の病気やポリープなどを調べるための検査です。
検査前日の朝・昼・夕食は、検査食を召し上がっていただきます。
検査食は、健康診断当日もしくは2日前までに、検査の説明をしながらのお渡しとなります。
検査当日は、下剤を1.5~2リットル飲んでいただき大腸内の便などが完全に排出された状態で検査を行います。
鎮静剤を使用しますので、検査終了後は1時間ほどお休みいただきます。
ポリープ等の所見が確認されても、観察のみとなります
≪下記に該当される方は、当センターではなく、総合病院や主治医による大腸検査をお勧めします≫
- 心疾患のある方
- COPD・SASと診断されている方や呼吸器症状の強い方
- 開頭・開胸・開腹手術をして1年以内の方
- 脳梗塞、脳出血の既往がある方、抗痙攣薬を服用している方
- 脳・胸・腹部大動脈瘤や大動脈解離の治療中、既往がある方
- 高血圧でコントロール不十分の方(160/100以上)
- 糖尿病で治療中(内服、インスリン)の方
- 抗血栓薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を2剤以上服用中の方
- 大腸・小腸の手術をして1年以内、内視鏡手術をして3カ月以内の方
- 大腸の病気で検査中、治療中の方
- 肝臓・膵臓・胆嚢・婦人科の手術(腹腔鏡的手術を含む)をして6カ月以内の方
- 透析中の方
- 75歳以上の方
- 緑内障及び緑内障の疑い、高眼圧症で検査中、治療中の方
- 体重120㎏以上の方(検査用ベッドの荷重制限のため)
- 妊娠中・妊娠の可能性がある方
注)健診結果によっては大腸内視鏡検査をキャンセルさせて頂く場合があります。
健診結果を確認いたしますので、健康診断日から10日以上空けてのご予約となります。
眼底検査結果で、視神経乳頭陥凹拡大または疑いのある方は眼科受診をお勧めします。
検査食お渡し後のキャンセルにつきましては、検査食代をご負担いただきます。
予めご了承ください。